100m9秒台に最も近い男たちが熱い!…山縣亮太選手、桐生祥秀選手の9秒87に「良い刺激」
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
今春、慶応義塾大学を卒業し、セイコーホールディングスへ入社した。そのため、今回はメディア向けに入社式という形の発表会がおこなわれた。
トークショーで山縣選手は、陸上との関わりを紹介した。「大学の4年間は言葉では表せないくらい充実していました。最終学年では数々の結果を残せてよかったと思います。100mをやっていますので、日本記録の伊東浩司選手はじめ、先輩たちの活躍は目標ですし、必ず越えていきたいと思います」と力強く話した。
「はじめはかけっこが好きで、たまたま出た広島市の大会で結果を残せて、勧誘されたのがきっかけで陸上を始めました。陸上以外には野球をやっていまして、見るのもやるのも好きです。野球は好きだったのですが、陸上はもっと好きで、自分の努力の結果が出るということが、わかりやすくて好きですね」と自身にとっての陸上の魅力を述べた。
野球については「大のカープファンです。今年は本当に優勝できるチャンスだと思いますね。カープは昔から応援しているので」と熱意を込めて話す姿もあった。
「10秒00が日本記録なので、9秒台は本当に人生をかけて出したいタイムです。この冬から、新たにウエイトトレーニングを取り入れていますので、その結果が楽しみです」とし「今シーズンは、8月に北京で世界陸上がありますので、自己ベストを出してファイナルに残ることを目標としています」と話した。
イベントでは、9秒99が表示された表示器も登場し「今回は演出での9秒99なのですが、今度は実際にこの数字を出したいと思います」と意気込みを話した。
囲み会見では、先日計測された桐生祥秀選手の追い風参考記録、9秒87について、感想を問われた山縣選手。「いい刺激になりました。春にいいタイムを出すということは自分も良いことだと思っています。桐生選手の仕上がりの良さには気づいていましたが、ここまでのタイムが出るとは」と驚きとともに負けられない選手の登場に引き締まった表情で答えた。
《編集部》
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