新城幸也はルート・アデリ20位。日本の若手選手たちに教えたいことがある
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ビトレ駅前の中心街を発着とする周回コースは細かなアップダウンが連続。休むところのないコースレイアウトで、レース距離は200km。2014年はチームメイトのエーススプリンターを勝利に導いたこともあり、新城にとっては相性のいいレースと言える。2015年は日本のキナンレーシングから3選手、チャンピオンシステムから3選手、そして新城を含む7人の日本人選手が出場した。
朝から冷たい雨が降り続く中、序盤に6選手の逃げが形成されるが、ヨーロッパカーからは今回のエーススプリンターであるトマ・ブダが入ったことにより、新城がゴールでのスプリントを託されることになる。ナセル・ブアニを擁するコフィディスがゴールスプリントに持ち込むため、終始集団をコントロールした。
しかし、逃げる5選手も粘りを見せ、コフィディスだけに託していては追いつくのは難しいと判断したFDJも追走に加わり、ゴールまで残り25kmで集団は逃げていた選手たちを吸収。そのころには雨も上がり、日差しが射してきた。ゴールまでは再び激しいアタック合戦の中、新城はゴールスプリントに備えた。
細かな飛び出しははあるものの、最後は集団ゴールスプリントに持ち込まれ、ホームチームともいえるブルターニュ・セシェの大ベテラン、ロマン・フェイユがゴールスプリントを制した。
新城はいい形でゴールスプリントに入ったが、他チームの選手に接触され、あわやフェンスに激突かというアクシデントがあり、20位に。
「今日はコフィディスが中心にレースを展開していたから、自分たちにとってはいつもより楽な展開だった。それだけにゴールスプリントはチャンスだと思ったけどね。選手がぶつかってきたんだ。落車をしなくてよかった」と新城。
「レースはすごくいい感触で走れているので、次のパリ~カマンベールはもっときついコースだけど、走るのが楽しみだ。今日、同じレースを走った日本の若手選手たちには、もっと教えたいことや伝えていかなければいけないことがたくさんあると感じた」
新城は4月5日にパリ~カマンベールを走り、7日からは4日間のステージレース、シルキュイ・ドラサルテに出場する。
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