【プロ野球】中日・八木、黒田に投げ勝った!…トライアウトを経て982日ぶりの白星
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昨シーズンまで現役メジャーリーガーとして投げ、オフには20億円近いオファーを断って広島に帰ってきた黒田。対する八木はオリックスから戦力外通告を受け、トライアウトで中日入団が決まった。対称的な2人だが、マウンドに上がってしまえば、メジャーも戦力外も関係ない。
八木は初回いきなり2番・菊池涼介にツーベースヒットを打たれるが、後続を断ち無失点で切り抜ける。五回にも2本のヒットで得点圏にランナーを背負ったが、粘りの投球でホームは踏ませない。すると裏の攻撃で中日打線が黒田をつかまえる。
ヒットで2アウト一塁、二塁として1番・大島洋平がレフトへタイムリーツーベースヒット。2人が生還し2点を先制する。さらに2番・亀澤恭平も続き中日、一気に3点を先制する。
援護点をもらった八木は六回、七回を無安打に抑え、マウンドを2番手の又吉克樹に譲る。又吉はフォアボールをひとつ出したが、後続を3人で切り無失点。最後は福谷浩司が九回を締め逃げ切った。
八木は7回4安打10奪三振、四死球なしだった。3月29日の阪神戦では三回まで順調に抑えながら、四回に崩れ4失点で負け投手になっていた。今回も五回にピンチを招いたが、しっかり抑えて勝利した。
開幕3連敗からホームに戻って5連勝。勢いがついたチームにファンは「いい流れ、ドーム6連勝といこう!」「まさかの展開…いい雰囲気いつまでも」「強いドラゴンズが戻りつつある!」「おめでとう!八木投手もおめでとう!貯金2なんて久しぶりだね!」「明日も勝って6連勝だね」など、好調を喜んでいた。
一方の広島は黒田でも勝てず5連敗。防御率はリーグ2位だが点を奪えない。新たに契約したネイト・シャーホルツが、どれだけ打ってくれるか注目される。
《岩藤健》
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