【MLB】現役最高の抑え投手キンブレル、圧巻の三者連続三振でパドレスデビュー | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】現役最高の抑え投手キンブレル、圧巻の三者連続三振でパドレスデビュー

スポーツ 選手
クレイグ・キンブレル(2015年4月7日)
クレイグ・キンブレル(2015年4月7日) 全 4 枚 拡大写真
開幕前日にアトランタ・ブレーブスからサンディエゴ・パドレスにトレード移籍した、クレイグ・キンブレル投手が4月7日のロサンゼルス・ドジャース戦に登板した。

2011年にメジャー定着すると、4シーズン連続40セーブ以上、すでに186セーブを挙げている現役最強クローザーがキンブレルだ。球団の顔と呼べる選手だったが、本格的な再建路線に踏み切ったブレーブスは、開幕直前にメルビン・アップトン・ジュニアとともに放出した。

九回の表に4点奪い7-3とリードしたパドレスは、セーブのつかない場面だったがキンブレルをマウンドへ送る。パドレスでのデビュー戦となったキンブレルだが、いつもどおり自信を持って投げ込んでいた。

アンドレ・イーシアー、ジョク・ペダーソン、ジャスティン・ターナーを三者連続空振り三振に仕留め、前へ飛ばすことすら許さない。100マイルの直球と手元で消えるナックルカーブを武器に、2015年も三振の山を築きそうだ。

最強クローザーの加入にサンディエゴのファンは、「あなたを獲得できて嬉しい。ようこそサンディエゴへ」「ありがとうブレーブス」と喜んだが、一方のアトランタファンは、「戻って来てくれ」「きみがいなくなって寂しいよ。サンディエゴでも頑張ってくれ」など別れを惜しんでいた。

キンブレルが控えているとなれば、対戦相手は実質八回までで攻撃が終わる。ナショナル・リーグ西地区はドジャース、サンフランシスコ・ジャイアンツが覇権を争っているが、オフの大補強で一躍台風の目と目されるようになったパドレス。優勝に向け最後の1ピースがそろったか。

《岩藤健》

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