【自転車ロード】パリ~ルーベ、北のクラシック新世代のデゲンコルブ「スキル・シマノ移籍は最高の決断だった」
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
2011年にプロとなったデゲンコルブは、当時最強プロチームのHTCハイロードに加入。1年目からクリテリウム・ドゥ・ドーフィネでステージ優勝を挙げるなど活躍していたが、HTCハイロードはこの年限りで解散。デゲンコルブが移籍したのは、当時格下のプロコンチネンタルチーム、スキル・シマノだった。
しかし、チームはその後、アルゴス・シマノ、ジャイアント・シマノ、ジャイアント・アルペシンと名称を変えながらワールドツアーに昇格。チームメイトのマルセル・キッテルとデゲンコルブらの活躍で、トップチームのひとつに成長した。
チームメイトともに表彰台に上がったデゲンコルブは、当時の決断が間違いではなかったと振り返る。
「HTCでプロになり、彼らが解散したとき、第2ディビジョンチームのスキル・シマノに移籍した僕を多くの人が変な目で見ていた。振り返ってみると、今までで最高の決断だったね。僕たちは、みんな本当の友達という選手の集まりなんだ」
「僕たちは自分を犠牲にしている。あらゆるネジが緩まないように引き締めてきたんだ。この石畳(トロフィー)は僕だけのものじゃない。チーム全員の手柄なんだ。2つのモニュメントがね」
ここ数年、北のクラシックではともに34歳のトム・ボーネン(エティックス・クイックステップ)とファビアン・カンチェラーラ(トレックファクトリーレーシング)がレースの主役だった。しかし、今年はこの2人がケガで不在の中、27歳のアレクサンドル・クリストフ(カチューシャ)、26歳のデゲンコルブが台頭した。
デゲンコルブは、若手たちも経験を積んできていると強調する。
「自転車界は明らかに変わりつつある。新世代がすぐそこまで来ているんだ。ファビアンがここにいないのはとても残念だ。一緒に戦えたらよかったね。選手として尊敬しているし、強力な戦士だ。多くの若手選手も成長していて、経験を積み、精神的にも強くなっている。それがこういうレースなんだ。誰も1年目でここには来れないし、勝てない。僕は5年かかかったんだ」
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