桐谷美玲、“円満夫婦” 田辺誠一&大塚寧々にあこがれの眼差し
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
桐谷さんが、人間の男の子に恋をしてしまったヴァンパイアの少女・キイラを演じる本作。幼馴染で初恋の相手でもある哲(戸塚さん)に偶然再会し、切ない恋心を胸に「いつかは結婚して、子どもを産んで…」と夢をふくらませるが、ヴァンパイアであるという自身の秘密に葛藤し…。
「ヴァンパイア映画と言うと、怖くて暗いイメージがありますが、この作品はまるで絵本から飛び出したような可愛らしい世界観。それにアニメのシーンや音楽が加わって、ますます夢が広がっている」と本作に大満足の桐谷さん。自身の役柄については、「ピュアで何事にも全力で、恋にも一途。それに哲くんのように、強く思っていられる相手に出会えて、うらやましい」と語った。
また、劇中には鈴木監督が「スタッフさんからスケジュール的に無理と言われたが、どうして撮りたくて(撮影を)強行した」と言うミュージカルシーンもあり、桐谷さんは「ダンス苦手なのに、どうしてダンスシーンがあるんだろうって思いましたね…」と苦笑い。
それでも、アイドルグループとして活動する“ダンスのプロ”戸塚さんから、「振付けが決まったのは撮影当日でしたが、桐谷さんはもうダンサーでしたよ」と太鼓判を押されると、桐谷さんはまんざらでもない表情だった。
本作では、実生活の夫婦である田辺さん&大塚さんが、夫婦役で共演しており、「普段の僕は映画の中と同じで、そんなに活躍していない」(田辺さん)、「本人はそう言いますけど、家で電球を換えてくれたり、活躍してくれます」(大塚さん)と文字通りの“円満夫婦”ぶりを披露。
そんな光景に、桐谷さんは「撮影中に大塚さんに『お忙しいのに、仕事と家庭をどう両立させているんですか?』とうかがったんですよ。そしたら大塚さんが『パパッとある物で、簡単なものを作るのよ』って。それってすごく素敵ですよね」と憧れのまなざしだった。
『恋するヴァンパイア』はTOHOシネマズ新宿(オープニング作品)ほか全国にて公開中。
《text:cinemacafe.net@cinemacafe.net》
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