【MLB】2本塁打にサヨナラ安打、マリナーズがクルーズの活躍で連勝 2ページ目

この試合、クルーズの活躍はこれで終わらなかった。9回裏の攻撃で同点に追いついたマリナーズは、ロビンソン・カノが敬遠で歩かされ2アウト満塁でクルーズが打席に入る。

ホームランのあと、3打席連続三振していたクルーズだが、96マイル（155キロ）の直球を引っ張りレフト前へのサヨナラ適時打で試合を終わらせた。

長打を打てるバッターがいない、リーグ有数の投手力に貧打のチームと言われたマリナーズだが、頼れる4番の獲得で一気にその穴を埋めた。大量得点での勝利にファンは、「素晴らしい！本当に嬉しい勝利だ」「クルーズ、カノ、シーガー。彼らを愛さずにはいられない」「クルーズは本物のモンスターだ」「ネルソン・クルーズのMVP待ったなし！」「クリーンナップ3人だけで9打点。開幕前ずっとこうなって欲しいと思っていた」など、クルーズの前後を打つふたりにも当たりが出てきたことを喜んだ。

4月20日の試合では岩隈久志投手が先発予定のマリナーズ。前回の登板では九回にフェルナンド・ロドニーが打たれ、勝ち負けなしに終わった岩隈だが、チームの勢いに乗って今シーズン初勝利を挙げられるか。