【フレッシュ・ワロンヌ15】バルベルデ、再びユイの壁で爆発し2年連続3度目の優勝
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
アルデンヌクラシック2戦目は、3度上る激坂「ユイの壁」が勝負を決する。レースは快晴の下でスタートし、13km地点でトーマス・デヘント(ロット・スーダル)、ブリース・フェイユー(ブルターニュ・セシュ)ら7人が逃げ、最大約8分のリードを築く。
メイン集団内では落車が何度か発生し、トップ選手たちが地面に叩き付けられる。2014年2位のダニエル・マーティン(キャノンデール・ガーミン)、2011年優勝のフィリップ・ジルベール(BMCレーシング)、さらに終盤にはクリストファー・フルーム(チームスカイ)、サムエル・サンチェス(BMCレーシング)らも巻き込まれた。ジルベールは一時はバイクにまたがったものの、その後リタイアを決断した。
2度目のユイの壁通過後、最初の逃げはすべて吸収され、残り15kmで新たにジョバンニ・ビスコンティ(モビスター)、ルイスレオン・サンチェス(アスタナ)が先頭に立つ。
残り5km、2015年からコースに組み込まれたコート・ド・シュラーブの丘でビスコンティら2人は捕まる。ここでビンチェンツォ・ニーバリ(アスタナ)がアタックしかけるが、最終的にティム・ウェレンス(ロット・スーダル)が飛び出しに成功し、最後のユイの壁に単独先頭で突入する。
ところが、ユイの壁の中腹でウェレンスも集団に捕まり、最後は約40人での争いに。優勝候補たちが集団前方に上がってくる中、ラスト200mでスプリントを開始したバルベルデが2006年、2014年に続く3度目の優勝をつかんだ。2位にはジュリアン・アラフィリップ(エティックス・クイックステップ)、3位にはミハエル・アルバジーニ(オリカ・グリーンエッジ)が続いた。
これでフレッシュ・ワロンヌでは2012年のホアキン・ロドリゲス(カチューシャ)以降、スペイン勢の4連覇となった。
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