【ツール・ド・ロマンディ15】第4ステージ、地元スイスのクングが雨中の独走逃げ切り
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
レース序盤、クング、ヤン・バークランツ(AG2R)、ベルトヤン・リンデマン(ロットNLジャンボ)、リーウェ・ウェストラ(アスタナ)、パベル・コチェトコフとアントン・ボロビエフ(カチューシャ)の6人が逃げに飛び出す。
この6人からウェストラとボロビエフが脱落し、ラスト30kmの2つ目の山岳ポイントの下りでクングがアタック。他の3人と追走集団を振り切って独走態勢に入り、そのまま逃げ切って自らとスポンサーのBMCの地元で今季2勝目を挙げた。2位はバークランツで38秒差、3位はリンデマンで39秒差だった。
現トラック個人追い抜き世界王者でもあるクングは、レース前に54Tのチェーンリングに交換し、下りでのアタックに備えていた。
クングは「スイスで僕の初めてのワールドツアーレースで勝つのは、最高だね。1週間前にこのステージを下見していた。こういう雨で寒い悪天候は好きなんだ。イチかバチかやってみて、最終的にうまくいった。脚の調子もよかったよ」と喜んでいた。
総合首位は、同じくスイスのミハエル・アルバジーニ(オリカ・グリーンエッジ)が守っている。
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