【自転車ロード】ツール・ド・ロマンディ15、カチューシャの新人ザッカリン、並みいる強豪を抑え総合優勝
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
17.3kmの個人TT、前日総合首位に立ったザッカリンは途中までトニー・マルティン(エティックス・クイックステップ)のトップタイムに迫る勢いだったが、終盤にメカトラブルに見舞われる。
それでも素早いバイク交換により、ステージ3位でゴール。総合では2位のチームメイトのシモン・スピラックに17秒差、3位のクリストファー・フルームに35秒差をつけて優勝を獲得。さらにナイロ・キンタナ(モビスター)を1分42秒差の8位、ビンチェンツォ・ニーバリ(アスタナ)を1分54秒差の10位と、強豪たちを大きく引き離した。
25歳のザッカリンは2013年ロシアTT王者で、昨年はプロコンチネンタルのルスベロで活躍。今季からカチューシャに移籍し、ワールドツアーデビューを飾ったばかりだった。
「バイク交換は僕のミスだ。上りの頂上ではペースを少し落とし、ギアチェンジのためにペダルを強く踏んではいけなかった。だけど、僕は強く踏みすぎて、チェーンが引っかかったんだ。でも、メカニックがあっという間にバイク交換してくれたよ」
「正直、このレースを勝てるとは予想していなかった。調子をつかんで、トップ5争いをしたかったんだ。レース中、僕はベストを尽くした。特に昨日と今日のTTだ。最高の結果を得るために頑張ったけど、もちろん勝つのは大きな驚きだよ」
カチューシャはチーム総合優勝も獲得し、さらにマキシム・ベルコフがスプリント賞と山岳賞のジャージを手に入れるなど、ほとんどの賞を総ナメにした。
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