【ジロ・デ・イタリア15】異常気象時の対策で合意、スタート前の関係者協議を義務化 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【ジロ・デ・イタリア15】異常気象時の対策で合意、スタート前の関係者協議を義務化

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ジロ・デ・イタリア14 第16ステージ
ジロ・デ・イタリア14 第16ステージ 全 3 枚 拡大写真
過去数年、異常気象による影響を受けていたジロ・デ・イタリア。UCI(国際自転車競技連合)は異常気象時の基本方針のテストとして、2015年ジロで関係者による協議を事前に行うことで合意したと5月8日に発表した。

審判を含むUCI、選手(CPA)、チーム(AIGCP)、レース主催者(AIOCC)の各団体の代表は、ジロ・デ・イタリア期間中の異常気象に対する実行計画の基本方針について合意した。各団体は、選手の安全と健康が絶対的な最優先事項としている。

この基本方針のもとでは、各ステージのスタート前に異常気象が予想されるときに、関係者(レースドクターと安全管理責任者を含む主催者、選手、チーム、審判長)間の協議を強制的に開催することも含まれる。

協議は任命された代表者のいずれか1名の要求で招集される。協議を招集する異常気象は、以下の通り。

1 冷たい雨(氷晶雨)
2 道路上の積雪
3 強風
4 異常気温
5 視界不良
6 大気汚染

異常気象のタイプに応じて、以下の行動がとられる

1 ノーアクション(対策、措置は行わない)
2 スタート地点の変更
3 スタート時間の変更
4 ゴール地点の変更
5 代替コースの使用
6 ステージ・レースの1区間の中立化
7 ステージ・レースの中止(キャンセル)

また、CPA(プロ自転車選手協会)とAIGCP(国際プロサイクリングチーム連盟)は、スタート前に選手とチームの代表者を指名することになる。

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