今シーズン、甲府は3年間指揮を執った城福浩監督から前横浜FM監督の樋口監督に代わっていた。山形、大宮、横浜FMなど様々なクラブで監督の経験を持つ樋口氏の引き出しに期待する声が大きかったが、開幕から負けが続いていた。
第1ステージ第11節を終えた段階で2勝9敗、勝ち点6でチームは最下位。2015年の甲府の戦いを見てみると8試合完封負け、得点力不足深刻だ。打開策として、2005年~2006年に在籍していたFWバレーを緊急補強したばかりだった。
樋口監督は、「現状として厳しい結果を招いていることの責任を痛感しています。結果責任は自分にあるとの思いからクラブと話し合いのもと、契約解除に至りました。このタイミングでチームを離れることは誠に申し訳なく残念に思っています」とチーム公式サイトを通じてコメントしている。
後任には佐久間悟ゼネラルマネージャーが就く。佐久間氏は、2007年には大宮アルディージャ、2011年には甲府でシーズン途中から監督を務めた経験を持つ人物だ。
佐久間悟GM 監督就任ヴァンフォーレ甲府は本日、樋口靖洋監督との契約を双方合意のうえ解除し、佐久間悟GMが監督に就任することになりました。http://t.co/k6cbWYEeHd#vfk pic.twitter.com/37xlsd8LgV
ヴァンフォーレ甲府 (@vfk_official) 2015, 5月 13