【スマートフォン&モバイルEXPO15】ゼンリンDC、歩行者自律航法やウェアラブル対応をアピール
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この自律航法技術は、スマートフォンに搭載された加速度センサーやジャイロなどのモーションセンサーから取得した情報を解析し、ルートマッチングと組み合わせることで技術歩行経路・現在位置を推定。GPSやWi-Fiなどの電波がない屋内の環境でも屋外と同様のナビゲーションを実現している。
この技術はすでに2月に実用化されており、ドコモとゼンリンデータコムが共同でサービスしている「ドコモ地図ナビ powered by いつも NAVI」において利用が可能。
旭化成融合ソリューション研究所、旭化成エレクトロニクスおよび産業技術総合研究所サービス工学研究センターが共同研究している成果を利用したもので、旭化成エレクトロニクス製のモーションセンサーチップを採用しているスマートフォンにて利用が可能。
同社のモバイル事業部マネージャーの内山雄一氏によれば、「この歩行者自律航法は、モーションセンサーから取得したデータから、現在地を推定するルートマッチング精度に優れている点が特徴。スマートフォンをポケットに入れていたり、手に持った上で振っても正しく現在位置を表示させることが可能。サムスンやソニーなどドコモで販売されるおよそ6割の機種がこの自律航法機能に対応しているので、ドコモ地図ナビで優れた利便性を体感して欲しい」と語る。
このほか同社ではソニーのSmartEyeglassを利用したARナビやGoogle Glassによるインバウンド(外国人観光客)向け観光案内/交通案内アプリケーション、さらにApple Watchに対応した「JAPAN MAP by its-mo NAVI 2.3.0」を参考展示するなど、ウェアラブルデバイス向けナビソリューションも紹介。
車載向けでは、富士通テン製のヘッドアップディスプレイ(HUD)試作機を利用してナビアプリ/ディスプレイオーディオ(DA)の案内情報を表示させる施策アプリも表示。HUDとスマートフォンはBluetoothで連携し、現在の速度や右左折地点の方向や距離など各種案内情報を表示可能。液晶は単色(グリーン)だがドットマトリクス液晶になっているため、アプリ側でHUDの表示を変更することが可能だという。
《北島友和@レスポンス》
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