【レッドブル・エアレース】12万人が熱狂した日本大会、室屋義秀は無念の失格
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
直前に台風に見舞われるなど、悪天候にたたられることの多かった日本初開催だったが、この日は朝から晴天に恵まれ、会場の幕張海浜公園には前日の予選に引き続き、多くの観衆が詰めかけた。
強い日差しが照りつける中で行われた熱戦は、会場に集まったファンの期待を裏切らないものに。中でも会場を盛り上げたのは、地元・日本の室屋義秀だ。
2月の開幕戦(UAE・アブダビ)が終わり、千葉で開かれる第2戦に向けて「Team Muroya 31」は新型機EDGE 540 V3を導入したが、組み立てが完了し、ようやく飛べるようになったのは4月下旬のこと。まして、レーストラックを飛ぶのは5月16日の予選当日が初めてとあっては、いかに優れた性能を持つニューマシンとはいえ、完璧なセッティングに至らなかったことは想像に難くない。実際、予選順位は9位に終わった。
しかし、予選後に室屋が「明日(5月17日)はベストセッティングに近づくと思います」と話していた通り、ラウンド・オブ・14では予選タイムを1秒半以上も縮める驚異的なフライトで50秒779を記録。 会場の熱気が最高潮に達する中、予選6位のマルティン・ソンカ(チェコ)を破ってラウンド・オブ・8 に進出。
続くラウンド・オブ・8では、室屋は開幕戦優勝のポール・ボノム(イギリス)と対戦。ここでも室屋は51秒478の好タイムでフィニッシュゲートを通過したが、最後のターンでオーバー G(10Gの制限を超える)のペナルティを受けてしまう。これにより室屋はDNF(Did Not Finish =ゴールせず)となり、ファイナル4進出は果たせなかった。
【12万人が熱狂した日本大会、室屋義秀は無念の失格 続く】
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