凸版印刷、小学校でタブレット学習支援サービスの実証実験
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
教育のICT化が進み、さまざまな取組みが行われている。凸版印刷は、1人1台の端末で勉強する時代を見据え、「自分だけでも学習を進められる」「頑張ったプロセスを可視化できる」ことがICTの良さを最大限に活かせることだと考え、学習支援システムを開発することに至ったという。
実証実験は、慶應義塾大学総合政策学部の中室牧子准教授、自治体(東京都福生市および茨城県古河市)、凸版印刷の3者協働で実施。福生市と古河市の小学3年生(約430名)がタブレット端末(iPad)を家庭に持ち帰り、凸版印刷の学習支援システムを活用して、算数「わり算」「小数」に関する家庭学習(個別学習)を行う。その後、実施前後の学力調査で効果検証を行う。
福生市は5月25日~11月30日に小学校5校の3年生(全児童約260名)、古河市は6月22日~11月30日に小学校3校の3年生(全児童約170名)を対象に実施する。
また、市区町村の教育委員会向けには、自治体単位での校務情報化を支援する校務支援システムパッケージ「マナレコ」を開発し、5月中旬より本格的な販売を開始する。自治体内の小中学校の教職員、学習者情報の一元管理ができる。
なお、学習支援サービス「やるKey」と校務支援システムパッケージ「マナレコ」は、5月20日~22日に東京ビッグサイトで開催される「第6回 教育ITソリューションEXPO(EDIX)」の凸版印刷ブースにて紹介する。
《工藤めぐみ@リセマム》
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