【全仏オープン15】元女王イバノビッチに挑んだ土居美咲、逆転で惜しくも敗れる | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【全仏オープン15】元女王イバノビッチに挑んだ土居美咲、逆転で惜しくも敗れる

スポーツ 短信
土居美咲(2015年5月27日)
土居美咲(2015年5月27日) 全 3 枚 拡大写真
テニスの全仏オープン女子シングルスは5月27日に2回戦が行われ、土居美咲が2008年の覇者で第7シードのアナ・イバノビッチに挑んだ。土居は果敢なテニスで第1セットを奪ったが6-3、3-6、4-6で逆転負けし、元女王からの大金星はならなかった。

世界ランク7位のイバノビッチは、全仏を制した2008年には世界ランキング1位も経験した元女王。対する土居は現在ランキング102位、全仏は今年4度目の挑戦で初勝利を挙げたばかりだった。

大方の予想はイバノビッチの圧勝だった。しかし土居は第1セットからストローク戦で相手を上回り、バック側にボールを集中させることで強烈なフォアハンドを抑え込んだ。

大舞台で優勝経験もあるイバノビッチ相手に、互角以上の戦いを演じた土居。勝負に逸る気持ちからか要所でミスが出始め、最後は逆転を許し力尽きたが、ローラン・ギャロスの観客に"日本の土居"を知らしめるには十分な内容だった。

土居美咲のコメント
「自分の中でもやりきったというか、自分の出せるベストを尽くした試合だったと思います。第1セットは良い流れで自分のペースが来ていましたし、相手も少し落ちている部分があったので、第2セットの最初で放せていたらチャンスもあったのかなと思います」

「もちろん彼女もトッププレーヤーですし、そうさせてくれないのが彼女が上にいる意味だと思います。競った試合を勝ちきることがトップの選手に勝つために必要になってくると思うので、今日それができていたら何かが変わったと思う」




【やわらかスポーツCYCLE】

《岩藤健》

≪関連記事≫
≫貴重な水着ショットも披露!「もはや高校生には見えない」大人っぽい池江璃花子、沖縄・石垣島の海を満喫

≫ケンブリッジ飛鳥と滝沢カレンが似てる?リオ五輪時から密かに話題だった

≫レアル所属・中井卓大ってどんな選手?…「リアルキャプテン翼」と呼ばれた少年時代

関連ニュース