試合は2-0とリードしていたレッドソックスが、八回さらに3点を追加し、5点差で最終回の守備についた。しかし、2番手のトム・ラインが連打を浴び1点失うと、なおもランナーを得点圏に置かれる。
ここでジョン・ファレル監督は、セーブのつかない場面だが上原をマウンドに送る。24日以来の登板になったが、直球でエルビス・アンドラスをライトフライに打ち取り、上原は1球で火消し役を果たした。
この試合ではレッドソックスの先発投手エドゥアルド・ロドリゲスが、メジャー初登板で7回2/3を投げ3安打無失点の好投、初勝利も挙げている。
レッドソックスはアメリカン・リーグ東地区で4位と低迷している。連敗を3で止めた22歳の若者には、「最高のデビュー戦だったな!」「おめでとうエドゥアルド。今夜のボストンは強かった」「彼のピッチングは見ていて楽しかった」「これで本当にマスターソンの立場なくなったな」など、賞賛を惜しまない声が寄せられている。
シーズンオフの乱獲とも呼べる大型補強により、「節操がない」「かつてヤンキースを"悪の帝国"と批判したボストンが、今は同じことをしている」と、白い目で見られたレッドソックス。
その成果が今のところなかなか結果に表れてこないが、長いシーズンこれから巻き返しはなるか。
Eduardo Rodriguez earns an impressive win in his MLB debut. #RedSox
Posted by Boston Red Sox on 2015年5月28日