【ジロ・デ・イタリア15】正念場の山岳賞争い、ビスコンティが初のトップに
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
この日、逃げに乗ったビスコンティはアタックを繰り返し、1級山岳のサン・バルテルミーとサン・パンタレオンを2つともトップ通過。山岳ポイントを125に伸ばし、前日まで首位のステフェン・クルイシュウィック(ロットNLジャンボ)に16ポイント差をつけて今大会初めてトップに。残す山岳ステージは30日の第20ステージだけとなった段階で、マリアアッズーラに袖を通した。
ビスコンティはそのまま逃げ切り勝利を狙ったものの、ラスト10kmでアスタナがコントロールするメイン集団に捕まった。
「風が強かった。左側で山を登っているときは風が顔に吹き付けて、すごく苦しかった。2つの上りではリードを守れたと思うけど、いつものように逃げ切れるほどの運はなかった。アスタナがあんな風に走ると決めたからね」
「このジャージは、僕にとってちょっとした埋め合わせだ。まあ、おそらく小さくはないね。ジロの最後にマリアアッズーラを獲得することは大きい。多くの努力を必要とするし、多くの山岳を先頭で走らないといけない」
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