萩原麻由子が欧州レースで2日連続の3位。「勝てないのはこれからの課題」
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萩原は30日のレース後にフランスのブルターニュ地方からベルギーへ800kmの車移動をこなし、2日連続でレースに参戦した。このレースではミュールバンヘラズベルゲンやボスベルクなど過去にプロのツール・デ・フランドルで使われた石畳の激坂を通過するクラシックレース。
激坂を通過した後の集団は23名に絞られ、残り25kmではエンマ・ヨハンソン(オリカAIS)らの有力メンバーの3名が抜け出すものの集団に吸収。ゴーイクのゴール周回に入ってからグレーシー・エルビン(オリカAIS)、 エレン・バンデイク(ボエルスドルマン)、萩原がアタックに成功し最後まで逃げ切った。最後は3名によるスプリントとなり萩原が3位に入賞した。
「2日とも展開に乗れた結果。連日チームのエースの勝利を中心にレースを組み立てています。しかしエースは当然マークが厳しくなるので、その裏をついた展開の流れに乗れての今回の結果でした。そこでの3位は自分のこれからの課題だと思っています」と萩原。
「強いチームに所属しているからこの展開に持ち込めた。チームの動き、キャプテンの指示は常に的確でした。こういった素晴らしい選手とともに働け、学べる環境は自分にとって宝物で、より学べるよう成長していきたい」
「31日のレースは最終局面で有力選手から離れてしまい、自分のチームが加わっていない集団を逃してしまいあわや大惨事を迎えるところでしたが、10kmをかけて単独で追いつけたことは今後の自信になりました。来週はアメリカ、フィラデルフィアのW杯参戦予定です。チームの勝利に貢献できるよう、しっかり準備して臨みたいと思います」
《編集部》
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