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【小さな山旅】山と温泉と食事…熊野山(3)

オピニオン コラム
三太の湯のシンボル・三太の像。勇ましい姿で、湯治客を出迎える。
三太の湯のシンボル・三太の像。勇ましい姿で、湯治客を出迎える。 全 10 枚 拡大写真
今回登った熊野山は、その奥久慈地方の入口(東京方面から見て)にある。熊野山から水戸方面に戻るまでに、いくつかの温泉施設があり、そのひとつが今回立ち寄った「やまがたすこやかランド三太の湯」だ。

三太の湯は、肌がすべすべになる泉質で女性にも人気の温泉施設。露店風呂やサウナの他に、地元食材を使用した料理が食べられる食堂もある。入浴後は、和室や大広間でゆっくりとくつろぐこともできる。

特筆すべきなのは施設内にある石像たちだ。入口付近には、施設名の由来にもなっている大男・三太の石像がでんと立っており、さらに大きな下駄(ゲゲゲの鬼太郎のリモコン下駄?)とぬりかべの石像が! ベンチに座ってぬりかべの石像を眺めようとすると、そのベンチが一反木綿であることに気付く。そのような摩訶不思議な部分も、三太の湯の魅力のひとつである。

入浴後に食事を済ませ、満足感で心が満たされた。「山のあとは、やっぱり温泉だよな」友人に得意げに話をしたが、筆者は長湯が苦手であった。

だから、温泉に入っても湯船につかっていられる時間はせいぜい10分。大抵5分も入っていられない。今回もその程度の入浴時間であった。まさにカラスの行水。これしきの時間しか入浴しないのに、温泉に入るのはもったいないのでは? と温泉に入るたびに思う。

それでも、汗で汚れた体を洗い流すのは気持ちがいい。温泉のあとにやってくる睡魔もまた、心地がいい。郷土料理で空腹を満たせば、尚のこと。だからやっぱり、山のあとは温泉だ。例え、カラスの行水であろうとも、山のあとは温泉なのだ。



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《久米成佳》

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