【自転車ロード】 Jプロツアー第7戦、ツール・ド・熊野はマトリックスのプラデスが制す | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【自転車ロード】 Jプロツアー第7戦、ツール・ド・熊野はマトリックスのプラデスが制す

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第2ステージ、ベンジャミン・プラデス(マトリックスパワータグ)が優勝
第2ステージ、ベンジャミン・プラデス(マトリックスパワータグ)が優勝 全 8 枚 拡大写真
紀伊半島南部の熊野地方を舞台に5月28日~5月31日にかけて行われたステージレース、ツール・ド・熊野。4日間で324.1kmを走り抜いた。大会レポートがJBCF(全日本実業団自転車競技連盟)より届いた。

1999年の第1回から実業団主催ステージレース「3Day Road Kumano」として行われ、2008年の第10回からUCI2.2クラスのツール・ド・熊野として海外勢を迎えて戦うレースに。同時にJプロツアーの1戦として位置づけられた。

レースは第2ステージでトップに立ったベンジャミン・プラデス(マトリックスパワータグ)が8秒の差を守りきって優勝。チームは設立10年目にして初のUCIレース個人総合優勝。また個人総合上位10位までのうち9人がJプロツアー登録選手であり、今年の熊野は国内チームが活躍した。

●プロローグ 5月28日(木)0.7km個人タイムトライアル
ニール・ヴァンデルプローグ(アヴァンティレーシング)が50秒70で優勝。Jプロツアー選手では大久保陣(宇都宮ブリッツェン)が+0秒53で2位、福田真平(愛三工業レーシングチーム)が+0秒83で3位と活躍。

●第1ステージ 5月29日(金)114.1km
和歌山県新宮市でのロードレース。中根英登(愛三工業レーシング)が逃げて山岳賞を獲得。集団でのスプリントは前日に続きヴァンデルプローグが優勝。JJプロツアー選手では2位に綾部勇成(愛三工業レーシング)が入賞。

●第2ステージ 5月30日(土)109.3km
三重県熊野市が舞台の国内屈指の山岳コース。中盤にできた4人が逃げ切り、プラデスが優勝で個人総合リーダーに。ともに逃げたダミアン・モニエ(ブリヂストンアンカー)が総合3位、中根が総合4位と山岳リーダーに。

●第3ステージ 5月31日(日)100.0km
和歌山県太地町を巡る変化に富んだスピードコース。トマス・ラボウ(アタックチームガスト)が逃げ切ってステージ優勝。Jプロツアー選手では鈴木龍(那須ブラーゼン)が3位に。ステージ通してはプラデスが個人総合優勝、中根が山岳賞、また城田大和(宇都宮ブリッツェン)が新人賞を獲得。そして個人総合10位までのうちJプロツアー選手が9人と活躍し、実りの多い大会に。

●結果
P1 UCIレースの個人総合時間賞から集計
1位 ベンジャミン・プラデス(マトリックスパワータグ)7時間49分20秒
2位 ダミアン・モニエ(ブリヂストンアンカー)+10秒
3位 中根英登(愛三工業レーシング)+31秒
4位 ホセ・ビセンテ(マトリックスパワータグ)+1分13秒
5位 鈴木譲(宇都宮ブリッツェン)+1分16秒
6位 初山翔(ブリヂストンアンカー)+1分17秒
7位 ジャイ・クロフォード(キナン)+1分17秒
8位 トマ・ルバ(ブリヂストンアンカー)+1分19秒
9位 伊藤雅和(愛三工業レーシング)+1分22秒
10位 土井雪広(Team UKYO)+1分31秒

Jプロツアーリーダー パブロ・ウルタスン(Team UKYO)
U23リーダー 新城雄大(那須ブラーゼン)

F 3Day's Road 熊野 個人総合成績
1位 金子広美(イナーメ信濃山形-EFT)2時間13分30秒
2位 針谷千紗子(Live GARDEN BICI STELLE)+52秒
3位 伊藤杏菜(Champion System Japan)+4分38秒



【やわらかスポーツCYCLE】

《編集部》

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