田坂氏は2011年シーズンから大分で監督のキャリアをスタート。クラブ存続も危ぶまれた経営危機を乗り越え、2012年にはJ1プレーオフを制し、J2の6位から奇跡の昇格を果たす。結局、1年でJ2に逆戻りとなったが、育成の手腕と人柄は上層部やサポーターから絶賛されていた。以下は、クラブのホームページに掲載された田坂氏のコメントだ。
「この4年半、スポンサーやサポーター、多くの関係者のみなさんにはお世話になり、いつも支えていただきました。大分で初めて監督となり、色んなつながりができて、色んな経験をさせてもらいました。縁もゆかりもなかった大分が"ふるさと"のようになりました。みなさんに感謝しています。チームを去りますが、自分はサッカー界を離れるわけではないですし、次のステップへ挑戦していきたいと思います。またいつか、対戦したり、どこかで会える事を楽しみにしています」
サポーターたちからは、「J1昇格プレーオフは大泣きしました。ベストを尽くしてよくやってくれてありがとうございました」「債務超過を抱えて今にも潰れそうなチームの監督を引き受けてくれた事。感謝は尽きません」「大分歴代監督の中で一番好きでした」と、感謝のコメントが多数寄せられている。
【田坂和昭 前監督からみなさまへ】田坂和昭前監督からみなさまへのメッセージをお知らせいたします。◆田坂和昭 前監督メッセージ「この4年半、スポンサーやサポーター、多くの関係者のみなさんにはお世話になり、いつも支えていただきました。...
Posted by 大分トリニータ / Oita Trinita on 2015年6月2日