【自転車ロード】今季未勝利、ツール王者ニーバリ「現状には満足」
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
ツール前哨戦と言われるドーフィネ。2002年以降、過去12年間はドーフィネに出場した選手の中から、パリでマイヨジョーヌを獲得するツール総合優勝者が出ている。昨年ドーフィネ総合7位だったニーバリもそのひとりだ。
「去年のドーフィネは厳しいレースだったのを覚えている。でも、レース再開の最初だったし、ツールに向けてまだ改善すべきところを理解できたからよかった」
このレースで上りでの爆発力不足に気づいたニーバリ。イタリア・ドロミテ山塊でトレーナーのパオロ・スロンゴのバイクペーサーについて集中的なトレーニングに取り組み、問題点を修正。その後、イタリア・ロード王者のタイトルを勝ち取り、ツール第2ステージでステージ優勝とマイヨジョーヌを獲得した。
昨年同様、2015年もニーバリはこの時期まで勝ち星がない。ティレーノ~アドリアティコ総合16位、リエージュ~バストーニュ~リエージュ13位、ツール・ド・ロマンディ総合10位に終わった。しかし、今週はじめまでスペイン・テネリフェ島のテイデ火山で他のトップ選手とともに長期の高地合宿に取り組んできた。
「ツールへの強化プログラムは、希望通り順調に進んだ。ドーフィネで100%とは言えないけど、現状には満足だ。このレースはひとつの目標で走る。今の全力を尽くすんだ」
「チームメイトと僕はオランダ、ベルギー、北フランスのステージは試走した。ドーフィネのチームタイムトライアルは僕たちが協調するいい機会だ。僕たちは強くまとまったチームだから全開で戦うよ」
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