山本元喜がツール・ド・韓国第1ステージで逃げて山岳賞を獲得
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
韓国で人気のある大会は韓国人のルーツをもつ新星スプリンター、カレブ・ユワン(オーストラリア)を擁するオリカ・グリーンエッジを筆頭に、3つのプロコンチネンタルチームを含む全20チーム、119選手がスタートした。
レースは釜山から1週間かけて首都のソウルまで走る全8ステージ、総走行距離1,249km。山頂ゴールは設定されず、平坦基調のステージで構成されているため、スプリンター向きと言われ、釜山からGumi(亀尾)までの189.1kmで開催された第1ステージも集団ゴールスプリントの展開となった。
第1ステージでは序盤からアタック合戦が続き、今季ヨーロッパのレースで鍛えられた山本が積極的に逃げようと動いた。そして20km地点を通過し、3選手が逃げ出したところで、山本が単独で追いついて先頭に合流。さらに1選手が加わり、5選手による先頭集団が形成された。
先頭集団はタイム差を稼ぎながら順調に進んでいく。山本は中間スプリントを2位通過し、この日1つだけ設定されていた151km地点の4級山岳ポイントをねらいにいく。最大で7分以上開いていたタイム差がかなり詰まってきた状況だったが、山岳ポイントを1位通過し、山岳賞を獲得。ゴールまで5kmを切って集団に吸収された。
ゴールスプリントでは危険な斜行によるクラッシュもあり、ニコラス・マリーニ(イタリア)や黒枝士揮ら、チームのスプリンターはゴールスプリントに挑むことができなかった。ただすべての選手が落車に巻き込まれることなく、無事に第1ステージを走り切ったので、今後のステージにねらいをさだめていきたいという。また山本が中間スプリントでボーナスタイムを稼いだため、トップから8秒差の総合5位で初日のレースを終えた。
「気合いを入れて挑んだかいがあり、いい結果が残せてよかったです。中間スプリントでは2位通過で残念でしたが、それによって付いたボーナスタイムで総合成績5位に入れたのでよかったです。と山本。
「山岳ポイントでは自分の思うように動くことができ、その結果山岳賞ジャージを獲得することができて、とてもよかったと思います。 しかし、レースはこれからなので油断せずに、今日残した結果を明日以降につないでいける走りをしたいです」
《編集部》
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