【澤田裕のさいくるくるりん】ヒルクライム大会とは異なるルートで赤城山を上る | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【澤田裕のさいくるくるりん】ヒルクライム大会とは異なるルートで赤城山を上る

オピニオン コラム
ピークとなる八丁峠に到着したところ。ここから大沼湖畔までわずかに下る
ピークとなる八丁峠に到着したところ。ここから大沼湖畔までわずかに下る 全 5 枚 拡大写真
距離20.8kmで標高差1313m(平均勾配6.4%)と全国屈指のスケールを誇り、首都圏からのアクセスに優れたヒルクライムイベントとして人気の高い「まえばし赤城山ヒルクライム大会」。9月27日に開催される今回も、3500人の定員があっという間に埋まったようです。

■県道16号大胡赤城線で赤城山を上る

2カ月ほど前のこと。この大会と同様に赤城山を上るべく、愛車を収めた輪行バッグを担いで出かけました。ただし、僕が上ったのは大会で使われる県道4号前橋赤城線(東国文化歴史街道~上毛三山パノラマ街道)ではなく県道16号大胡赤城線です。なぜそうしたのか、まずはその理由を説明しましょう。


水をたたえた大沼。4月中旬に訪れたときは、周囲の山に雪が残っていた

ツーリングの場合は同じルートを上って下る、いわゆるピストンにはしたくありません。となると県道4号を上って県道16号を下るか、はたまたその逆かの選択となります(赤城山と沼田方面とを結ぶ県道251号沼田赤城線もありますが、首都圏からはアクセスに時間がかかるので除外します)。

4号と16号とを比べると、同じ県道でも全線2車線の4号に対して16号は1車線の区間もあり、おまけに見通しの悪い急カーブが続きます。舗装が荒れているところもチラホラ。この16号を下ろうとすると危険なうえ、週末などクルマが渋滞した場合は自転車も足止めを食ってしまいます。これが上りならそもそもスピードは出せませんし、上るのは早い時間なので交通量も知れています。対して4号は道幅が広いので、それまでの苦労が報われる快適なダウンヒルが楽しめます。速度超過さえ気をつければ、16号に比べて安全という利点も。

【ヒルクライム大会とは異なるルートで赤城山を上る 続く】
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