【サッカー】ジーコがFIFA会長選に出馬表明、3選禁止など改革を訴える
スポーツ
短信

FIFAは大規模な汚職事件により、副会長2人を含む幹部が一斉起訴され、抜本的な組織改革が必要との批判にさらされている。この事態にジーコ氏は、「現在のサッカー界を取り巻く惨状は悲しいもの。懸命に働いている人々の努力が無駄になった」と話した。そして「私の経験と知識を活かし会長職に就くことは義務だと思っている」と、FIFAの改革にはブラジルのスポーツ相も務めた自分の経験が活かせるはずと出馬理由を説明した。
現在FIFAはブラッター氏が会長職に就いている。しかし同会長は辞任の意思を示しており、今年12月から来年3月に行われる予定の次期会長選までの暫定政権となる見込みだ。
現役時代は鹿島アントラーズでプレーし、引退後は日本代表監督も務めたジーコ氏。FIFA会長選出馬に日本のサッカーファンからは、「彼になったら、面白くなりそうだけど、選挙勝てないだろうな」「相撲や柔道を見てれば明らかだが、選手として輝かしい実績があることと、連盟を運営する能力があることは全く別の話」「FIFA会長としてどんな力が求められるのかわからないけど、ジーコの挑戦を応援したい」「色々凄い会長選になりそうだな」「支持します。ただ国際サッカーの世界は大金が動くだけに底知れぬ深い闇がありそうで清廉潔白な性格らしいジーコに耐えきれるか少し心配」など多くの反応が寄せられている。
ジーコ氏は出馬にあたって会長選にも改革を要求した。5つ以上のサッカー協会から支持を必要とする出馬条件の変更と、会長選での3選禁止だ。
協会間の馴れ合いが横行する現在の会長選では、トップの首をすげ替えても不正を生み出す構造自体は改められない、そしてひとりの人間が長く会長を務めることで、権力が集中し帝国化すると憂慮しているようだ。
《岩藤健》
≫貴重な水着ショットも披露!「もはや高校生には見えない」大人っぽい池江璃花子、沖縄・石垣島の海を満喫
≫ケンブリッジ飛鳥と滝沢カレンが似てる?リオ五輪時から密かに話題だった
≫レアル所属・中井卓大ってどんな選手?…「リアルキャプテン翼」と呼ばれた少年時代