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【自転車ロード】ロットNLジャンボ、反ドーピング団体MPCCを脱退

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ロットNLジャンボ
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オランダのロットNLジャンボは、プロチームなどで構成される反ドーピング団体MPCC(フランス語で「信頼ある自転車競技のための運動」)を脱退したことを発表した。

今年のジロ・デ・イタリア直前、所属選手のジョージ・ベネットが低コルチゾール(副腎皮質ホルモンの一種)値のため、MPCCの規則に従い出場を断念した。その後、ベネットは追加の検査を何度か受けたが、正当な理由なくジロから除外されたことが証明された。

この事実は、外部の専門家のアドバイスも含め、MPCCの手続きが100%正確でないことを証明している。MPCC内ではコルチゾール値測定の手続き改善が10月の総会まで不可能で、今後も選手が不当な理由でレースから除外される可能性がある。ロットNLジャンボはMPCCの立場や理念を支持しながらも、100%正確ではない手続きに従うことができないとの理由で、MPCC脱退を決断した。

ロットNLジャンボのリチャード・プリュッヘGMは、脱退の理由について以下のように説明している。

「我々のチームは、自転車界の副腎皮質ステロイド乱用に対する戦いを支援する。しかし、低コルチゾール値は必ずしも薬物乱用の結果ではないし、低コルチゾール値が必ずしも不健康な状態を意味するのではない」

「この理由で、我々、さらに他チーム、チーム医師、選手は、低コルチゾール値監視に関わる手続きは選手が不当にレースから除外されないように、そしてチームが不必要なイメージ悪化、競技上の損害を受けなうように、改善されるべきだという意見だ」

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