【自転車ロード】ドーフィネ第8ステージ、フルーム2連勝で総合も逆転
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
最終日も頂上ゴールの厳しい山岳ステージ。激しいアタック合戦の後、28km地点で13人の逃げが形成される。この中からトニー・マルティン(エティックス・クイックステップ)が77km地点の下り区間でアタックし、得意の独走に持ち込む。
メイン集団はスカイがコントロール。先頭のマルティンは残り17km地点で追走の選手たちに捕まり、ここからスティーブン・カミングス(MTNクベカ)が新たにアタックし、単独先頭に立つ。
メイン集団ではビンチェンツォ・ニーバリ(アスタナ)がハイペースを刻むが、その後、チームメイトのミケーレ・スカルポーニを残して失速。そしてカミングスが残り2.6kmで吸収されると、満を持してフルームがアタック。前日同様、リーダージャージーのティージェイ・バンガーデレン(BMCレーシング)が追いかける展開となる。
総合では18秒差で首位と2位につける両者だが、最後はフルームが2番手集団に18秒先行してゴールし、ステージ2連勝。ボーナスタイム10秒も獲得する。
一方のバンガーデレンはサイモン・イェーツ(オリカ・グリーンエッジ)、ルイ・コスタ(ランプレ・メリダ)に追いつかれ、ボーナスタイムを獲得できず。
この結果、総合ではフルームがバンガーデレンに10秒差をつけて逆転優勝。2013年以来2度目の総合制覇で、ツール・ド・フランスに向けて弾みをつけた。3位には16秒差でコスタが入った。
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