契約先となったのは全日本空輸と、日本航空の2社である。会見には、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の会長である森喜朗氏らも同席した。
堅い雰囲気の会見ではあったが、森喜朗氏が時おりこぼす記者陣の予想外の角度から発せられた言動は、会場の笑いを生んだ。
今回は、笑いの起きた台詞、シーンをピックアップしてみた。
1)
(JALの取締役とANAの取締役が並んでいるのを横目で見て)「ほら、見てくださいよ。JALとANAが仲良くしてる場面というのは、…えぇ、なんというか、他ではなかなかないですよね。これも、オリンピック、オールジャパンのよさですね」
2)
(JALとANAのマークで飾られた会場の様子を見て)赤の「JAL」、青の「ANA」と、綺麗ですね。そうそう、オリンピック・パラリンピックの新しいマークもそろそろ公表できると思うんですがね、そうでしょう、局長?(局長、苦笑い)
3)
(略)…JAL、ANA。ANA、JAL…。順不同ですよ。これでもね、どっちから読んだらいいのか気をつかっているんです。
4)
(略)…ANA(あな)、ANA(えーえぬえー)…。これ、どっちで読むんでしょう?
「どちらでも大丈夫です」との声がANAの取締役、篠辺氏から。
「ANA」の正式な読み方が分からず問いかける森善郎氏 https://t.co/tHob3YjLen
CYCLE-やわらかスポーツ (@cyclestyle_net) 2015, 6月 15
5)
パートナーを決定するうえでの苦労について記者から質問された森氏。
「苦労といっても、直接僕がやったわけではないから正直苦労していないな…(笑)」
6)
(フォトセッションにて)会場のスケジュールには予定されていなかったが、突如森氏はANA、JALのスチュワーデスとそれぞれ手を繋ぎだした。カメラマンからは、「そうだよ、この画が欲しかったんだ」との声も。
写真撮影後はANA、JALのスチュワーデスに手を繋がせ、パートナーシップの磐石さをアピールさせた。