【自転車ロード】ヨーロッパ競技大会、LLサンチェスがロード初代王者に
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
コースは12.8kmの周回を6周した後、13.9kmのコースを10周。上りや石畳区間も含まれる。1周目には大量20人の逃げが形成。その後は逃げ集団でもメイン集団でもアタックが起こり、ついには人数を減らしたメイン集団に逃げ集団は吸収される。
この日は気温が40度に達した。また、多くの選手が落車に見舞れ、半数以上の選手が途中でリタイアとなる激しいレースとなった。
集団がまとまった後もアタック合戦が繰り広げられるが、最終周の最後の上りでサンチェス、同じくスペイン代表のヘスス・エラダ、サンチェスと同じアスタナに所属するアンドリー・グリブコ(ウクライナ)、ペテル・バコッチ(チェコ)がアタックし、集団から抜け出す。
この4人は追走集団を4秒差で振り切ってゴールに飛び込み、最後のスプリントをサンチェスが制した。2位はグリブコ(ウクライナ)、3位にはバコッチ(チェコ)が入った。
18日のタイムトライアルでも銅メダルを獲得したサンチェスは、「ヨーロッパ競技大会で金メダルを獲れてとてもうれしい。ヘススには、このメダルはチームメイトのものだと話した。でも、特に彼のものだ。彼は最後まで僕をアシストしてくれた」とエラダに感謝していた。
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