【ツール・ド・フランス15】フランク・シュレク、右ヒザのじん帯炎症でツール出場を断念 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【ツール・ド・フランス15】フランク・シュレク、右ヒザのじん帯炎症でツール出場を断念

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フランク・シュレク 参考画像(2015年4月22日)
フランク・シュレク 参考画像(2015年4月22日) 全 3 枚 拡大写真
ルクセンブルクのフランク・シュレク(トレックファクトリーレーシング)が右ヒザの内側側副じん帯の炎症のため、2015年ツール・ド・フランスを欠場することが6月23日に発表された。

シュレクはリエージュ~バストーニュ~リエージュでの落車以降、ヒザのじん帯の炎症に悩まされており、先日のツール・ド・スイス最終日のタイムトライアルも未出走を選択した。その後6月22日にドイツ・バーゼルの病院でMRI検査を受け、内側側副じん帯の明らかな炎症と骨損傷がまだ完治していないことが明らかとなった。

この結果、シュレクは6月28日のルクセンブルク・ロード選手権でのタイトル防衛と7月4日開幕のツール出場を断念することになった。

ツールに向けて重要ステージの試走も行っていたシュレクは、失望を露わにしていた。

「痛みはまったく引かず、治すための唯一の方法は完全な休養をとることだ。キャッチ22(矛盾する状態)だね。ツールメンバーに選ばれたいなら、休まなければいけない。でも、ツールに向けて体調を整えたいなら、ハードにトレーニングしないといけないんだ」

「毎日の治療にもかかわらず、ツール・ド・スイス中もヒザはまったくよくならなかった。僕たち全員が奇跡を願っていた。でもみんなで結論を出したし、これが正しいと思う。少なくとも2週間はオフをとって、ヒザを治す時間を作るよ」

シュレックの今後のレーススケジュールは未定だが、8月後半開幕のブエルタ・ア・エスパーニャ出場も視野に入れている。

なお、弟で2010年ツール王者のアンディ・シュレクは、ヒザのケガが原因で昨年現役引退している。

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