中田英寿プロデュースの「SAKENOMY Project」…イタリアで本マグロ解体ショー
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中田英寿氏がプロデュースする同プロジェクト。フォーシーズンズホテルミラノで行われたセミナーに参加したのは、世界各国から集まったソムリエら約30名。紀土の生産者である平和酒造の山本典正氏によるセミナーでは、日本酒の製造方法をはじめ、ワインと日本酒の違い、イタリアンフードとのペアリング方法などをレクチャーした。
参加したソムリエたちには、伯楽星（宮城）、八海山（新潟）、天狗舞（石川）、紀土（和歌山）、磯自慢、初亀（静岡）、東洋美人（山口）、横山五十（長崎）などの日本酒が振る舞われた。「早く"SAKE"もワインと同じように世界中で飲まれるものになる日がくればいいですね」と講師の山本氏。
同日夜には、元ACミランのクラレンス・セードルフ氏が経営する和食レストランのFinger’s Garden（フィンガーズガーデン）で「マグロ×日本酒」イベントを実施。本マグロの解体ショーを開催し、日本食の魅力を伝えた。セードルフ氏は、「友人の中田がやっている日本酒や伝統文化を広める活動は世界でも受けいれられると思う。今後も中田とは、日本とイタリアを一緒に繋ぐ活動を一緒にやっていきたい」とコメント。
この日すべてのイベントに出席した中田氏は、「さまざまな形で多くの方々に日本酒の美味しさをアピールできたのがよかった。少しずつでもいいから、日常的に本格的な日本酒を楽しんでもらえる環境ができていくといいですね」と語った。
《美坂柚木》
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