リードオフマンとしてチームを引っ張ってきた青木宣親が、右足首の亀裂骨折で戦線離脱。ジャイアンツはバスター・ポージーを一塁に置き、メジャー2年目のアンドルー・スサックが先発マスクを被った。一塁のブランドン・ベルトが左翼へ、右翼はグレゴー・ブランコが守る。
ハンター・ペンス、青木と外野のレギュラーふたりを故障で欠くジャイアンツ。逆境でチームを救ったのは、頼れる主砲ポージーだった。ジョー・パニックの犠牲フライで先制した直後、ランナー3人を置いて低めのボールをすくい上げた打球はレフトスタンド一直線。一気にリードを5点とする11号満塁ホームランが飛び出した。
19日のドジャース戦でも満塁アーチを放っていたポージー。最近5試合で2本の満塁ホームランを含む4安打9打点。
この活躍にサンフランシスコのファンは、「やっぱりポージーは頼りになる!」「ポージーは最高の選手だ」「間違いなくメジャーを代表するバッター」と、あらためて大きな期待を寄せる。
スサックにマスクを被らせ、自分を一塁手起用することについて、「その件でボウチーから事前には何もなかった。しかし私も、他の選手も理解する必要がある」とポージー。
「それが試合に勝つため必要だということだ。ボウチーは長い間、本当に良い仕事をしてきた。我々は彼の決定を信頼し、勝利のためなら役割を変更しても良いと思っている」
Buster Posey’s grand slam helps power #SFGiants past Padres.
Posted by San Francisco Giants on 2015年6月24日