【自転車ロード】イギリスTT選手権、ダウセットがハチに刺されても史上最多タイ4度目の王座
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前年王者ブラッドリー・ウィギンスが出場しない中、ダウセットは優勝候補筆頭としてスタート。無線がないため中間計測タイムの情報も得られず、さらに1周目にハチに太もも内側を刺されるトラブルがあったにもかかわらず、後続に大差をつけて優勝した。2位は約3分30秒差でエド・ブラッドベリー（NFTO）、3位は約4分差でライアン・ペリーが続いた。
血友病患者としても知られるダウセットは、26歳にしてスチュワート・デンジャーフィールドと並ぶ4度目のイギリスTT王者に輝いた。
「ジャージを取り戻せてうれしいよ。ナショナルチャンピオンになるのは重要だ。こらからTTを走るときは毎回、これを着るんだ。僕はイギリス王者にも（同じ配色の）オランダ王者にも見えるだろうね（笑）。去年はより才能があるブラッド（ウィギンス）相手に失うしかなかったけど、取り戻せてうれしいよ」
「1周目にハチに刺された。国内選手権で僕はいつもそういうことが起こるんだ。クラッシュもしたし、バイク交換もあった。体調が最悪のときもあったと思う。今年はハチだった。スリリングな瞬間だったね」
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