【ツール・ド・フランス15】スティバル、悲喜こもごもの勝利「複雑な気分」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【ツール・ド・フランス15】スティバル、悲喜こもごもの勝利「複雑な気分」

スポーツ 短信
2015年ツール・ド・フランス第6ステージ、ゼネク・スティバルが優勝(2015年7月9日)
2015年ツール・ド・フランス第6ステージ、ゼネク・スティバルが優勝(2015年7月9日) 全 4 枚 拡大写真
2015年ツール・ド・フランス、7月9日の第6ステージ。チェコの元シクロクロス王者ゼネク・スティバル(エティックス・クイックステップ)がラスト500mでアタックし、ツール初出場で初勝利をつかんだ。

エーススプリンターのマーク・カベンディッシュをアシストしようとしていたスティバルだが、カベンディッシュがゴール前の上り坂で遅れる。一方、先頭にライバルチームのスプリンターとともに残ったスティバルは最後に先手を打ってアタックし、うれしい勝利をつかみとった。

しかし、マイヨジョーヌを着ていたチームメイトのトニー・マルティンのケガを聞いたスティバルは、悲喜こもごもの表情を浮かべていた。

「複雑な気分だ。ステージ優勝したけど、マルティンが落車したからね。表彰式で会ったとき、彼は僕を祝福し『この瞬間を楽しめ』と言っただけで、ケガの状態については話さなかった」

「ツールのステージ優勝は最高の気分だ。タボール(チェコ)のシクロクロス世界選手権で初優勝したときと同じぐらいだ。シクロクロスからロードレースへの転向は難しかった。今日はチームから優勝を狙うゴーサインをもらえて、うれしかったよ」

「ラスト10kmは少しクレイジーだった。カベンディッシュを前に連れて行こうと考えていたけど、彼は苦しんでいた。僕はクリストフ、サガン、バンアーベルマートの後ろに入ったけど、彼らも苦しそうだった。だから、イチかバチかトライしたんだ。結果は最高だったね」

《》

≪関連記事≫
≫貴重な水着ショットも披露!「もはや高校生には見えない」大人っぽい池江璃花子、沖縄・石垣島の海を満喫

≫ケンブリッジ飛鳥と滝沢カレンが似てる?リオ五輪時から密かに話題だった

≫レアル所属・中井卓大ってどんな選手?…「リアルキャプテン翼」と呼ばれた少年時代

関連ニュース