【ツール・ド・フランス15】モビスターはチームTTで3位、上り区間で隊列を乱す
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
3人のTTナショナルチャンピオン、アレックス・ダウセット(イギリス)、アドリアーノ・マローリ(イタリア)、ホナタン・カストロビエホ(スペイン)を擁し、優勝候補に挙げられていたモビスター。しかし、第2中間計測ポイント後のふたつ目の上り区間でチームがバラバラとなり、再び隊列を整えるためにタイムロスした。
それでもチームTTを終えて、総合ではアレハンドロ・バルベルデが1分50秒差の7位、ナイロ・キンタナが1分59秒差の9位に浮上したことに、エウセビオ・ウンスエGMは手ごたえをつかんでいた。
「リザルト自体は立派だ。スタート前に言われていたら、受け入れていただろう。しかし、コース上のひとつのポイントでロスしたと思うので、ほろ苦い気分だ。大観衆がいるところで不注意のせいで秩序を失った。そこまで10~15秒はリードしていたと思う。優勝には決定的だった」
「それでも、この結果には楽観しないといけない。まとめると、コンタドール、ウランら総合ライバル数人に対しては差を縮めた。ニーバリやロドリゲスはさらに引き離している。我々より上位の選手たちは、少ししかタイムを稼いでいない。フルームには3秒、バンガーデレンには4秒しか遅れなかった」
「これからは、すべてのライバルを軽視することなく本気で山岳に取り組む時間だ。間違いなくピレネーではいくつかの驚きがあるだろう。第2ステージのタイムロスを除けば、ここまでの展開には満足だ。今後にも期待しているよ」
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