【ツール・ド・フランス15】バッソが睾丸腫瘍でリタイア、コンタドールのアシストが離脱 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【ツール・ド・フランス15】バッソが睾丸腫瘍でリタイア、コンタドールのアシストが離脱

スポーツ 短信
イバン・バッソ(2015年7月12日)
イバン・バッソ(2015年7月12日) 全 4 枚 拡大写真
イタリアのイバン・バッソ(ティンコフ・サクソ)が左睾丸に腫瘍があると診断され、2015年ツール・ド・フランスをリタイアすることになった。ダブルツール制覇を狙うアルベルト・コンタドールにとっては貴重なアシストを失うことになり、大きな打撃となりそうだ。

7月13日、チームドクターのピエット・デモールは「ツール第5ステージでバッソは軽い落車をし、左睾丸を少し傷つけた。痛みがひかず、しこりが見つかったので、月曜朝にポーの病院でさらなる検査を行い、腫瘍の存在が確定した」と説明している。

今後、バッソは腫瘍の除去手術を受けることになるが、治療方法については最終的な診断結果次第となる。

バッソはジロ・デ・イタリアを2度制したトップ選手。今季、キャノンデールから移籍し、5月のジロではコンタドールの総合優勝に貢献した。

コンタドールは、バッソの体調を心から心配していた。

「チーム全体を代表し、僕たち全員にとって打撃だと言いたい。こんなことが起こるとは夢にも思ってなかった。イバンの健康が何よりも最優先だし、最適な治療法を見つけるため必要な検査をすべて受けなければならない。マイヨジョーヌを獲得し、パリで彼と祝福するためにチーム全員が全力を尽くすつもりだ」

「120日間、イバンと僕は一緒に過ごしてきた。彼が偉大なチャンピオンだとわかった。彼が克服し、2週間後にパリで会えると僕は信じている」

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