【自転車】ちゃりん娘も走った「那須高原ロングライド」…町おこしイベントのモデルケース
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開催日前日の11日、当日に向けて盛り上がりを見せる那須町の那須テディベア・ミュージアムでは、RADIO BERRY FM栃木の「MAIチャリ!」の収録にちゃりん娘も参加。自転車好きのパーソナリティ棚橋麻衣さんのリードで和気あいあいと女子トークを展開した。
その後、ちゃりん娘は「那須どうぶつ王国」へ。迫力満点のバードショーやかわいい動物たちに癒されると、前夜祭では各チームが参加者と交流。大いに盛り上がりを見せた。
いよいよ開催当日、ちゃりん娘メンバーは浦田歩、和泉まいが100kmを走る「ヒルクライム100」、松本奈々、太郎田美桜が75kmの「芭蕉苦行75」、松可奈、源汐里が70kmの「チャレンジ70」、梅崎夏子が55kmの「エンジョイ55」に参加した。
イベントには地元栃木のプロチーム、那須ブラーゼンと宇都宮ブリッツェンの選手がゲストライダーとして参加。さらにブリッツェンフェアリー自転車競技部とポタガール埼玉も。自転車業界の女子チーム初のコラボレーションに会場は華やいだ。司会を務めたのはサイクルライフナビゲーターの絹代さんだ。
ロングライドはアップダウンに富んでおり、走りがいのあるタフなコース。参加者は快晴の中、自然と壮大な景色を味わった。14カ所に設営されたエイドステーションはどこも充実した内容で、参加者はそれぞれを堪能して、疲れを癒しながら走る。ヒルクライム100に参加した浦田と和泉はウナギのおにぎり「うなぎり」を堪能した。
また、コース添いにはスタッフが立っており、減速すべきところは分かりやすく看板が立っている。運営側の安全対策もバッチリだ。ヒルクライム100の下山時では、参加者をグループに分けて、安全に走行できるように各地で停止を促すなどの工夫も。沿道から多くの町民の応援を受け、参加ライダーも挨拶を返して元気をもらって走り抜ける。
町おこしサイクルイベントのモデルケースである事は間違いない。ちゃりん娘のメンバーは全員完走し、厳しいコースを走り終えた参加者の顔はみな晴れ晴れとしており、快晴の天気を表しているようだった。
レポート：浦田歩
写真提供：佐治豊・和田一将
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