【ツール・ド・フランス15】総合9位バルギル、2日連続で遅れを挽回…牛との激突も回避 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【ツール・ド・フランス15】総合9位バルギル、2日連続で遅れを挽回…牛との激突も回避

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ツール・ド・フランス第11ステージ、コースを横断する牛を避けるバルギル(2015年7月15日)
ツール・ド・フランス第11ステージ、コースを横断する牛を避けるバルギル(2015年7月15日) 全 4 枚 拡大写真
2015年ツール・ド・フランス、7月15日の第11ステージ。フランスのワレン・バルギル(ジャイアント・アルペシン)はピレネー山脈での2日間、レース途中で遅れながらも粘りの走りで挽回し、ツール初出場ながら総合9位の好位置につけている。

ブエルタ・ア・エスパーニャではステージ2勝、総合8位を経験し、満を持してツールに初出場した期待の若手バルギル。7月14日の第10ステージでは補給区間でクラッシュしながらも、最後の上りではトップ選手に食らいついた。

15日の第11ステージでもツールマレー峠で遅れ、下りではコースを横断する牛とあわや激突しそうになりながらも、集団に追いつき、総合9位の座を守った。

「大変だったよ。昨日は落車後にアドレナリンがまだ少し残っていた。今日はまったく残っていなかった。今日は暑さの反作用を感じたけど、僕はまだここに残っている」

「回復はしていないし、夜中は何度か目が覚めた。背中と首がすごく痛いんだ。今日はスタートから全開で、最初の60kmは一度も落ち着かなかった。落車から回復するには、理想的な日じゃなかったね」

「ツールマレーの下りでは、どんな犠牲を払っても差を詰めなければならなかった。でも、リスクはまったく冒さなかった。この下りはよく知っている。トレーニングコースだったんだ。コース上で牛が見えたときも、彼女(牛)の目をじっと見て、左から抜いたんだ」

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