【ツール・ド・フランス15】35歳のプラサ、親友コスタに捧げる勝利
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
最後のダウンヒル区間ではペーター・サガン(ティンコフ・サクソ)が猛追を見せたが、プラサは上りで築いたリードを守り、グランツールでは10年ぶりとなる通算ステージ2勝目を飾った。
昨年オフにモビスターからランプレ・メリダに移籍したプラサ。その1年前に同じくモビスターから移籍し、第11ステージでリタイアしたチームメイトで前ロード世界王者ルイ・コスタにこの勝利を捧げた。
「ルイ・コスタのリクエストでランプレに加入したんだ。この勝利を家族だけでなく、ルイにも捧げる。彼のリタイアは、チームにとってつらい打撃だったんだ」
「35歳になると、25歳のときよりも勝利の価値を理解できる。前回のグランツールの勝利は2005年のブエルタで、タイムトライアルだった。こういうステージでも勝ててうれしいよ」
「サガンが迫ってきているのも、彼が下りが得意なのもわかっていた。でも、僕は峠の頂上で十分なリードを築いていた。約50秒だ。慌てなかったよ。終盤、ホイールが滑ってちょっと恐かったけど、切り抜けた。全開でフィニッシュしたけど、トラブルを避けるために少しマージンを残していた。とてもうれしいよ」
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