【テニス】マレーが獅子奮迅の活躍、イギリスが34年ぶりの準決勝へ…デビスカップ
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
イギリスはジェームズ・ワードがジル・シモンに破れ、0勝1敗とフランスに先行される苦しい展開で幕を開けた。英国テニス界の期待を一身に背負い、シングルス2試合目に登場したのはアンディ・マレーだった。
マレーは、ジョーウィルフリード・ツォンガをストレートで下し1勝1敗のタイに戻すと、翌日のダブルスにも兄ジェイミーと出場し、2勝目を挙げ勝ち抜けに王手をかけた。
ウィンブルドンの疲れも完全に抜けきってない中、3日で3試合目の出場となったシングルスでは、疲労の色が隠せずシモンに第1セットを奪われてしまう。第2セットも先行を許すが、地元ロンドンの観客から大声援を受け、最後の力を振り絞った。このセットをタイブレークで奪うと、残り2セットも連取しセットカウント3-1で逆転。
ウィンブルドンでロジャー・フェデラーに完敗した心の痛手から、まだ完全には立ち直れてないことを明かしたマレー。それでも獅子奮迅の活躍でチームを9月のオーストラリア戦へ押し上げた。
《岩藤健》
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