【ツール・ド・フランス15】第19ステージ、前年王者ニーバリが意地の難関山岳制覇
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
序盤から厳しい山岳が続くこの日、スタート直後の1級山岳で約20人が逃げ、メイン集団でもアルベルト・コンタドール(ティンコフ・サクソ)、ニーバリらがアタックして逃げに一時合流し、チームスカイを苦しめる。
この峠を下り切ったところで、新たに約20人の逃げが形成。続く超級山岳クロア・ド・フェールに入ったところで、ここからピエール・ローラン(ヨーロッパカー)が単独アタックする。
メイン集団では残り59km地点、峠の山頂手前5kmでマイヨジョーヌのクリストファー・フルーム(チームスカイ)がブレーキトラブルで止まった瞬間、ニーバリがアタック。続く2級山岳の下りでローランに追いつき、先頭は2人となる。
さらに最後の1級山岳の頂上ゴール、ラ・トゥッスイールに突入するとニーバリがローランを振り切って、単独先頭に立った。
後方のメイン集団では、ラスト6kmの上りで総合2位ナイロ・キンタナ(モビスター)がアタック。フルームらライバルに差をつけ、さらに前を行くニーバリにも詰め寄る。
しかし、ニーバリは最後まで力強い上りを見せ、ここまでの不振を払拭するツール通算5度目のステージ優勝を挙げた。2位は44秒差でキンタナ、3位は1分44秒差でフルーム。
この結果、フルームは総合でキンタナに2分38秒差まで詰め寄られたものの、アルプス最終日を残してマイヨジョーヌを守った。また、ニーバリは総合7位から総合4位へとジャンプアップしている。
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