【F1 ハンガリーGP】大荒れのレースをベッテルが制す | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【F1 ハンガリーGP】大荒れのレースをベッテルが制す

スポーツ 短信
2015年 F1 第10戦 ハンガリーGP
2015年 F1 第10戦 ハンガリーGP 全 32 枚 拡大写真
2015年のF1第10戦ハンガリーGP決勝が、首都ブタペスト近郊にあるハンガロリンクで27日に行われ、フェラーリのセバスチャン・ベッテルが第2戦マレーシアGP以来、今季2度目の優勝を飾った。2位にはレッドブルのダニエル・クビアト、3位には同じくレッドブルのダニエル・リカルドが入り、チームにとって嬉しい2人揃っての表彰台獲得となった。

荒れたレース展開の中、マクラーレン・ホンダの2台はチームとして初のダブル入賞を果たした。

予選ではメルセデスの2台が強さを見せてフロントローを獲得。フリー走行でも強さを見せており、メルセデスがレースを支配するかに思えた決勝だが、スタートでフェラーリの2台、3位スタートのベッテル、5位のキミ・ライコネンが好スタートを見せ1コーナーで前に出る。スタートで順位を落としたルイス・ハミルトン(メルセデス)はコースアウトを喫し、1周目で10位まで順位を落とした。

レースはその後、フェラーリが支配。3位を走るニコ・ロズベルグ(メルセデス)も付いていくことができずジリジリと間隔が開いていく。レース中盤には、ハミルトンが必死の追い上げを見せ4位まで順位を戻した。41周目にはライコネンにエンジントラブルが発生、結局57周目にリタイアとなった。

レース44周目には、ホームストレートエンドで突然ニコ・ヒュルケンベルグ(フォースインディア)のフロントウイングが脱落。ヒュルケンベルグはクラッシュを喫し、コースにはパーツが散乱したためセーフティカーが導入される。

これで上位との間隔を詰めたメルセデスの2台は果敢にアタックを見せるも、セーフティカー明けの49周目にはハミルトンがダニエル・リカルド(レッドブル)と接触。フロントノーズ交換のためピットインし、またしても順位を下げてしまう。

これによりポイントランキングでハミルトンとの間隔を詰めることができる2番手ロズベルグであったが、3位リカルドが猛追。64周目で2台が交錯し、ロズベルグは左リアタイヤをパンクさせてしまい順位を大きく落としてしまう。

レースはこのまま終了。マクラーレンの2台は、上位陣が終盤に事故やペナルティで順位を大きく落とすなか、粘り強い走行を続け、アロンソが5位、バトンが9位でフィニッシュ。マクラーレン・ホンダとしては初の2台揃ってのポイント獲得となった。

2015年も圧倒的な強さを見せつけてきたメルセデスの2台が、揃って表彰台を逃すという荒れた前半最後のレース、ハンガリーGP。F1はここから約1ヶ月間のサマーブレイクに突入する。次戦からは、各チーム、大幅にアップデートを施した車両を投入してくることが予想される。第11戦ベルギーGPは8月23日決勝を迎える。

2015 F1 ハンガリーGP 決勝結果
1.セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
2.ダニエル・クビアト(レッドブル)
3.ダニエル・リカルド(レッドブル)
4.マックス・フェルスタッペン(トロ・ロッソ)
5.フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)
6.ルイス・ハミルトン(メルセデス)
7.ロマン・グロージャン(ロータス)
8.ニコ・ロズベルグ(メルセデス)
9.ジェンソン・バトン(マクラーレン)
10.マーカス・エリクソン(ザウバー)

【F1 ハンガリーGP】大荒れのレースをベッテルが制す、マクラーレン・ホンダは初のダブル入賞

《編集部@レスポンス》

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