孫正義社長「3つの成長戦略…IoT、AI、スマートロボット」ソフトバンクワールド2015 その2
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私が挑んだ2兆円のボーダフォンの買収。そのときは、これからの時代、音声で喋る、携帯端末がインターネットの最も中心的な機器になると読んだのです。
このように今後、みなさんなりにいろいろな未来の成長戦略が描けると思います。ソフトバンクでは3つ。「IoT」「AI」「スマートロボット」です。この戦略の一部を紹介します。
まずIoT。ほとんどの人がふたつ程度のデバイスをネットにつないでいます。しかし30年後はひとり当たり平均1000個のデバイスがインターネットにつながっていると読んでいます。つながっていないものはほとんどない。そこからビッグデータが収集できます。そのデータを活用していくことで新たなビジネスが生まれます。
例えば椅子。椅子がネットにつながり、家電を操作、体調管理、病気を発見、姿勢を正す、感情をコントロールする、そんな時代が来るのではないでしょうか。
椅子はありとあらゆるものと連携し、その人の生活をリアルタイムで管理、サポートする。ひとりの人間は、多くの他の家族、友だち、同僚とつながっていますが、人とモノもつながる。そうしたものを使っている人、自治体は、つながってエコシステムを生む。
IoT、なんだかよく分からないな、という人はたくさんいると思います。しかしスマホが生まれた時を思い出しましょう。日本の競合、メディアも、日本はワンセグだ、赤外線だ、おサイフケータイだ、と日本らしいモノがあるから売れない、と記事がたくさんありましたね。
しかしいま、10年もたたずして、スマホは人々のライフスタイルを変えました。IoTは人々のライフスタイルを変えていく。ソフトバンクはその最先端に挑戦する、取り組んでいくということです。
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ソフトバンクワールド2015
孫正義社長、基調講演
その1 「胸の中に秘める新たな武器があるか」
その2 「3つの成長戦略…IoT、AI、スマートロボット」
その3 「2018年前後にシンギュラリティは訪れる」
その4 「車が走るロボットになる日」
その5 「鉄腕アトムに心をプレゼントしたい」
《土屋篤司》
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