【ソーラーカーレース】大阪産業大学が独走優勝、前年の周回数を上回る
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
太陽光のエネルギーを動力源とした電気自動車を製作し、耐久レースで競うソーラーカーレース。毎年8月初旬に行われる鈴鹿でのレースが有名で、今年も全国の企業・団体、さらに大学や高校など計54チームが参戦した。
気温30度を超える灼熱のコンディションの中、5時間耐久レースがスタート。序盤から前年優勝の大阪産業大学(OSU)チームが独走。この大会3連覇中で現在は全日本F3選手権で活躍中の三浦愛が快調なペースで周回を重ね2時間経過のところで早くも後続に2周差をつける。
これに対し挑戦状を出してきたのは初出場となるTEAM RED ZONE。前日のフリー走行が初走行という完成したてのマシンを投入。スピード面ではライバルを圧倒する速さをみせ、ベストラップではOSUチームを20秒も上回る4分00秒354を記録。一時は背後に迫る勢いをみせていた。
ピットストップ時にタイヤが外れないなどアクシデントが起きた他、完成したてのマシンだけに初期トラブルも多発。結局OSUチームを捉える事ができなかった。この他にも例年以上の暑さに見舞われたこともあってかトラブルが続出するチームも多数見られた。
ライバルが灼熱の中で苦戦を強いられているのを尻目に、OSUは目立ったトラブルもなく順調に周回。前年に記録した周回数を8周更新する66周でチェッカー。最終的に2位以下に3周差をつけ、チームとして4連覇を果たした。TEAM RED ZONEが粘り強い追い上げで総合2位に入り、FIAオリンピアクラス優勝、総合3位には芦屋大学ソーラーカープロジェクトが入った。
またエンジョイ1・2クラスの4時間耐久レースも午前7時スタートし熱戦が繰り広げられ、エンジョイ1クラスは平塚工科高校社会部、エンジョイ2クラスはオリンパスRSが優勝した。
《吉田 知弘@レスポンス》
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