【プレミアリーグ】アーセナルに敗れたチェルシー、監督同士の舌戦がヒートアップ
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
試合はチェルシーが主導権を握っていたが、先制したのはアーセナルだった。前半24分にセオ・ウォルコットのパスからアレックス・チェンバレンのシュートが決まる。追いつきたいチェルシーはラダメル・ファルカオらを投入し反撃に出るも、1点を守り切る覚悟のアーセナルから点が奪えない。
そのまま試合は終了し、敗れたチェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督は、アーセナルの守備的な戦い方を「彼らはロッカールームに哲学を置いてきた」と揶揄した。
対するアーセナルのアーセン・ベンゲル監督は、「哲学を捨てたわけではない。すべては勝利のためだ。その選択を誇りに思っている」と反論。「チームはプレシーズンでいい守備を築いてきた。今シーズンの基盤になる」と勝ちきる強さを強調した。
してやられた気持ちを持っているのは監督だけではない。支配的にゲームを進めながら敗れたことに、チェルシーのガリー・ケーヒルは「パフォーマンスという点で見れば僕らのほうが上だったが、当然ながら大事なのは得点数だ。負けたことにはガッカリしている」とコメント。それでもチームはシーズンに向けた準備中の段階であり、負けはリーグ戦に直接影響しないとした。
《岩藤健》
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