【プロ野球】7月の月間MVPが発表、西武・中村剛也は初受賞
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セ・リーグでは投手部門がトニー・バーネット(ヤクルト)、打者部門は山田哲人(ヤクルト)が受賞。投打をヤクルトが独占した。山田は打率.434、10本塁打、25打点で主要3部門いずれも月間トップ。開幕からしばらくは不振を極めたが、トンネルを抜けると去年の打棒が復活した。
山田は受賞のコメントで「昨年の今ごろはほとんど最下位が決まっていて、プレッシャーがない中でプレーできた。今年は体力的にも精神的にもきついが、そうした状況で受賞できたことは嬉しい。チームの勝利に貢献するプレーをしていきたい」と話した。
パ・リーグは投手部門がリック・バンデンハーク(ソフトバンク)、打者部門は中村剛也(西武)だった。
過去ホームラン王5度の中村だが、意外にも月間MVPは初受賞。今まで縁がなかったタイトルに「打率が高くないと獲れないのかと思っていた」と話した。
打率.289、8本塁打、26打点の成績には「打点はそこそこ稼いでいるので。連敗中は僕も打てなかった。ホームランより打点を挙げ勝ちたい」と4番打者として、チームの勝利に貢献する働きを誓った。
「打点はそこそこ」と謙遜した中村だが、2位の日本ハム・中田翔(69打点)を大きく引き離し、現在リーグトップの98打点。他の追随を許さないハイペースで積み上げている。
《岩藤健》
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