【リーグ・アン】パリ・サンジェルマンが白星発進、退場者を出しても貫いた積極的な姿勢
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
スタンドではナセル・アルケライフィ会長と新加入のアンヘル・ディ・マリアが見守った一戦。ズラタン・イブラヒモビッチを負傷で欠くPSGは、さらに前半28分にアドリアン・ラビオが自陣で相手選手をつかむ反則、数分前にも警告を受けていたため2枚目のイエローカードで退場となった。
ひとり少なくなったPSGだが攻めの姿勢を崩さず、積極的に勝ち点3を取りにいく。その姿勢が報われたのは後半13分、センターライン付近でルーカス・モウラが味方にボールを預け、ゴール前で再び受け取ると流し込んだ。
PSGのローラン・ブラン監督は、ひとり少ない中でも思い通りの試合が展開できたことに満足を示した。
「10人で戦うなら多くの監督が前線にFWひとりを置いて、4人の2ラインで守備の力を維持しようとするだろう。あとは選手の能力が違いを生んでくれる。だが結果を得るために最も重要なのは、コンパクトさを保ち良い守備をすることだ。我々のように優れた選手がいれば、スペースを利用することができる。今夜はまさにその通りになって、素晴らしいゴールを決められた」
PSGがリーグ・アンの開幕戦に勝利するのは5シーズンぶり。
《岩藤健》
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