【高校野球】鳥羽、15年ぶりの甲子園白星…初代王者の流れを継ぐ伝統校
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伝統的に堅守で知られるチームだが、今年は地方予選で先発メンバーの打率が軒並み3割超と、強力打線も売りのひとつ。その打線が初回いきなり火を噴く。ランナー二塁に置いて、京都大会で打率.556をマークした4番・小薗晋之介が高目の変化球をとらえ、レフトポール際への2ランホームラン。
幸先の良いスタートを切った鳥羽は二回に1点返されるも、六回から八回まで毎回の得点で突き放した。守備では四回にランナーを三塁まで進められたが、岡山学芸館のスクイズを冷静に外し無失点で切り抜けた。
15年ぶりの選手権出場で堂々たる試合を見せた鳥羽に、「ここんところ甲子園には縁がなかったのに大会100周年の記念の年に出場、そして第一回の優勝校っていうなんとも言えない感じ」「県予選の力を甲子園の舞台でも発揮しましたね」「初代王者が100年の時を経て優勝とか見てみたいな」など、記念の大会で勝ち進んでほしいという声が寄せられている。
《岩藤健》
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