誰もが驚く結果をエルネスト・バルベルデ監督は「魔法のような夜」と評した。
「ほとんど誰も予想しなかったような結果になったのは確かだ。だがサッカーはそういうものだ。予想外の形でチャンスが生まれて、ゴールが決まるようなこともある。バルセロナの4失点は普通ではないので、大きな注目が集まるスコアだ。しかもこちらは無失点。サン・マメスで魔法のような夜を過ごしたことは間違いない」
第1戦の大勝で圧倒的に有利な立場となったビルバオ。だがバルベルデ監督は警戒を怠らない。
「あとは月曜日にこれを守れるかどうかだ。まだ我々がやるべきことは多い。我々はまだ勝っていないし、バルサが勝ったわけでもない。カンプ・ノウに乗り込んでの戦いを誰もが待たねばならない。我々が奪ったリードは、他のチーム相手なら十分かもしれない。だがバルサ相手には違う」
バルセロナ相手の試合は何が起こるか分からない。しかも今度は相手のホーム。タイトル獲得まで気が抜けない。
